春~夏 登山リスクと対策

私の経験をもとに(春~夏)登山のリスクと対策について考えてみます。
参考になれば幸いです。

  • 1)道迷い(遭難)
  • 2)滑落による損傷
  • 3)歩行中の転倒など捻挫や打撲
  • 4)脱水症状や熱中症
  • 5)野生動物との遭遇
  • 6)高山病
  • 7)低体温症
  • 8)緊急ビバーク
  • 9)備考

1)道迷い

ケース_1
疲労していた為、足元ばかり見てしばらく歩いていたところ登山道では無い場所に出てしまった。

リスク_1
登山道に復帰出来ない場合、遭難の恐れがある。
また登山道では無い場所は歩行難易度が上がり転倒や滑落など起こる確率が上がる。

対策_1
・そのまま進まず元の道まで引き返す。
(スマートフォン、YAMAPなどの地図アプリ使用を使用する。)
・特に下山時は必ず元の道まで引き返すこと。
・登山道から外れ沢(小川)などを辿って下山を試みると滝つぼなどに出てしまい身動きが取れなくなる場合がある。
(来た道が分からない場合であっても沢つたいで下山せず、山のピークや稜線を目指す。)
・登りの時であっても引き返し登山道に戻る様にする。
(最悪時、は山頂また稜線を目指す。)
・適度に休憩をはさみ疲労が蓄積しない様に心掛ける。
・体力的に厳しい場合は無理をせずに行動予定を変更する。
(登頂を諦めて来た道を下山。エスケープルートにて下山。又はビバークする。)

・備考_1
何度か道迷いをした経験があります。
北アルプスの剱岳下山時に目印(ペンキで岩などに○などの印)を見落としルートから外れた15mほど断崖絶壁の岩場をトラバースしました。
幸いルートに復帰出来ましたがとても危険で怖い思いをしました。
岩場などでは手を離せない為、スマートフォンをなどを利用して地図アプリを確認することが出来ない場面もあります。

・ケース_2
スマートフォンの充電が切れてしまい、地図及び現在地が確認出来なくなった。
(モバイルバッテリー用ケーブル及び紙地図、コンパスを持参しなかった。)

・リスク_2
スマホアプリに完全に依存すると万が一(充電器れ、スマホ故障)の場合、道迷い及び遭難する。
又、スマホアプリを利用せず・紙地図・コンパスのみであっても紙地図の紛失や雨に濡れて使い物にならない状態になることがある。

・対策_2
・スマホアプリ(地図アプリ)と紙地図、コンパスは両方準備し併用する。
・モバイルバッテリー及び充電用ケーブルを持参する。
(ケーブルのコネクタ形状を確認する。モバイルバッテリー及びスマートフォンに適応する物。)
・紙地図は雨で濡れない様に防水機能付きケースに収納する。

備考_2
・モバイルバッテリーは準備したがケーブルを間違えて持参した為、スマートフォンに充電出来なかった経験があります。
(モバイルバッテリー側がタイプAにも関わらず、両端タイプCのケーブルを持参してしまいました。)

・紙地図を雨、雪で濡らしてしまいボロボロの状態になり、使い物にならない事もありました。

2)滑落による損傷

・ケース_1
数年前の4月。秋田県(標高1170m)、大平山に登りました。
登り中腹より30cm程の残雪がありアイゼンを装着し登山を続行しました。
Wストック利用、ピッケルなし。
アイゼンを装着していたにも関わらずバランスを崩し転倒、そのまま約20m~30m程度お尻をつきながら滑り滑落しました。。(結構早いスピードで焦りました。)
滑落途中に立木があり無理やり体をぶつけ滑落停止することが出来た。
奇跡的に骨折や打撲等の怪我はありませんでした。


・リスク_1
残雪上の滑落においては、岩や木などに体をぶつけ怪我などをする。
雪深い山においては、滑落しクレバス(深い雪の裂け目)に落下する可能性もある。
クレバスに落下した場合、自力で這い上がれない事もあります。

・対策_1
残雪の雪山であってもピッケルを装、活用する。
雪の上の歩行中は一歩ずつ確実に動作する。
急な動作。大きい動作はしない。

・備考_1
雪山で滑落した時、滑落後どんどんスピードが上がりました。
(お尻とパックパックを斜面についた状態)
持っていたストックで滑落を止めようと雪斜面にアタックしましたが全く止まりませんでした。
20~30滑落したのですが若干スピードが弱まった時、立木が目に入り態勢を変えあえて自分から立木にぶつかりそれ以上の滑落を停止することが出来ました。
(その時は骨折程度は覚悟しました。)
幸い怪我はありませんでしが、やはり雪山にピッケルは必要だと感じました。

・ケース_2
岩場において、足元の岩が崩れ滑落しそうになった。
(実際に滑落しませんでしが、バランスを崩し滑落しそうになりました。)

・リスク_2
岩場の滑落については、死亡や大怪我につながる。
又、状況により滑落地点より登り返すことが不可能な場合もある。

対策_2
・ルートを見て、自分の力量や経験を考慮し危険と感じたら引き返す。
3点支持を確実に励行する。
(3点支持とは、右手、左手、右足、左足4点の内、3点は固定した状態で他の1点を動かす。)
(4点固定した状態から右手、左手、右足、左足の内、1点のみを動かす。)
・状況によりヘルメット、ハーネス、ザイルを準備。使用する。
(ザイル使用によるロープワークは、事前に練習や訓練が必要。)
・手袋をすると逆にすべる場合がある。状況に応じては素手で対応する。
(私の場合、春から秋の岩場においては基本手袋を着用しません。)

・備考_2
岩場においてバランスを崩し滑落しそうになった経験が何度かあります。

雨などで岩場がぬれている場合、特に滑りやすく滑落のリスクが高まります。
(雨や雪の岩場は通常より難易度が数倍上がります。又、前日の雨が乾いていない場所もあります。)
私の場合、事前に天気予報を確認し雨の場合は岩場の行動計画は立てません。
しかし実際には山の天気は変わりやすく、雨の中岩場を登ったり下りたりした経験があります。

対策にも記載していますが、岩場においては3点支持を確実に守り行動する様心掛けています。
基本的には4点支持した状態から1点動かす。これの繰り返しです。
すこしでもバランスが悪いと感じたら元の4点支持に戻り離す手や足を変えます。

岩場(鎖場)にておいて他登山者が残して行ったロープなどが設置してある場合があります。
そのまま利用する場合、事前に引っ張って強度確認などして状態確認して下さい。
むやみに信用し利用すると強度不十分でロープが切れたり外れたりする可能性があります。

※又、岩場においては、落石にも十分注意が必要です。
自然に落石が起こる事もありますし、人為的に発生する事もあります。
自分より上部に人がいる場合は上からの落石に注意し、自分より下に人がいる場合は、落石を起こさない様に注意しながら進む必要があります。
自分が落石を発生させた場合、下の登山者に向けて「落石!」か「ラーク!」と大声で声掛けし注意を促します。
上部より「落石!」や「ラーク!」の掛け声を聞いた時には、上部を素早く観察し落石に備えて下さい。

3)歩行中の転倒など捻挫や打撲

・ケース_1
歩行中、木の根子に足を引掛け転倒。

・リスク_1
登山歩行中に転倒すると急にて打撲や骨折などの怪我をする可能性がある。

・対策_2
ストックの利用(Wストック、持ち手I型 推奨)
疲労が溜まると、自分の意識通りに手足が動かず、木の根子などに足が引掛かる場合がある。
(自分が思っている通りに足が上がっていない事もあります。)
Wストックを使用する事により両手、片足3点の支持になり転倒する可能性を下げる事出来ます。
注)岩場、鎖場などにおいてはストックは不要の為、バックパックに収納する。

ファーストエイドキッドの携帯
(絆創膏、軟膏、テーピング、湿布薬など)
万が一怪我をした場合は手当が必要になります。

重症の場合は、救助要請が必要になります。
(スマートフォン、ホイッスルの携帯は忘れずに。)

・備考_1
ストックを利用する事で足や腰の負担を軽減でき、歩行のサポートが可能です。
その分両腕や上半身の負担は増えますが、ストックを利用しない場合、足への疲労度はかなり増えてしまい転倒の可能性が上がると思います。
又、足が引掛かり転倒しそうな場面でもストックを利用して、体のバランスを整え転倒を避けることが出来ます。

・備考_1
登山中数え切れな程、転倒しそうになった経験があります。
転倒し手をついてしまうと指や腕を打撲、捻挫、骨折する可能性が高まります。

急いでいる時、疲労が蓄積された時、下山時など油断している時に転倒の可能性が高まると感じています。

・補足_1
木の根子に関してですが晴れて乾いた状態であれば踏みつけても滑る可能性は低いですが、雨などで濡れてい場合、かなり滑ります。

岩場においても雨などで濡れている場合、かなり滑りやすく注意が必要です。

又、落ち葉が積もった場所を歩行する場合も滑る場合があります。

・ケース_2
歩行中、石に足を置いたところ石がぐらつき足首を捻り転倒した。
浮石だった。

・リスク_2
歩行中に足場確保の為、土の上ではなく石の上に足を置くことがあるが、石に足を掛けたとたんに石がぐらつき、バランスを崩し転倒し怪我をする事があります。

・対策_2
・石の上に足を乗せて歩く場合、石がぐらつく可能性がある為、いきなり全体重を掛けず石が動かないことを確認してから体重をのせる。
(登山道であっても浮石は結構あります。)

・ストックを利用する事で体全体のバランスを整えることが出来る。

備考
浮石の判断は難しい為、まず石の上に足を置き足裏で揺らしてみる。
浮石がどうかチェックする。
石が動かなけば体重を乗せ歩行。
石がぐらつく場合は浮石の為、その石の上は歩かない。

4)脱水症状や熱中症

・ケース_1
水分補給の量を見誤り水筒内の水が枯渇した。
特に夏山においては、想定以上に水分を補給する事があります。

・リスク_1
水分補給が十分に出来ないと脱水症状や熱中症にかかり、行動不能になる可能性があります。

・対策_1
1)持参す水分量の目安として計算式を記載します。

必要水分量の計算式
・体重(kg)×行動時間(h)×係数5(ml)

・例)体重60kgの人が6時間行動する場合
60×6×5=1800

1.8リットルの水が必要になります。

上記計算式はあくまで目安であり気候やバックパックの重量により、水分必要量が変化します。
また食事用(フリーズドライ、カップラーメン、コーヒー)などの水は別途追加で準備する必要があります。

2)事前に山小屋や水場(湧き水)にて水分補給できるポイントを把握しておく。
(状況によっては、煮沸やろ過が必要な場合もある。)

3)予備の水分を持参する。
最低500mlは必要だと思います。
(予備水分の量を増やすとバックパックが重くなり行動に支障がでます。経験や体力を考慮し予備の水分量を決める必要があります。)

・備考_1
・持参する水の量については、悩みどころです。
多く持って行けば安心ですが、その分行動中の負担になります。
私の場合必ず必要想定より500~1000ml程度は多く持参します。

・水のがぶ飲みを防ぐ為、水筒選びにも注意が必要です。
私の場合、主に調理用としてプラパィス(1ℓ)、行動同用にハイドラパック_ストロボトル(1ℓ)を利用しています。
(プラパィス、ハイドラパックともに状況に応じ数個ずづ持参。)

・ハイドラパック_ストロボトル(1ℓ)
【メリット】
ストロタイプの為、吸引しないと水分を補給する事が出来ないががぶ飲みを抑えられる。
重量57gでとても軽い。

【デメリット】
シリコン素材の為か中の水の味が変化する様な気がする。
少し違和感をおぼえるが使用している内になれました。

5)野生動物との遭遇

・ケース_1
岩手県_早池峰山の登山中、ツキノワグマと遭遇しました。距離は20m~30m程離れた状態でした。
同行者が先に発見し私に知らせました。熊は下を向いて何か茂美の中を探っていました。
(心臓がバクバクして、かなり恐怖したのを覚えています。)
熊が私達を認識していたどうかは、解りかりません。
熊に背を向けない様に慎重に後退りし、熊との距離をとりつつ登頂を諦め下山しました。

・リスク_1
熊に襲われた場合、噛みつき、蹄による攻撃などで重症や死亡する可能性がある。

・対策_1
・熊鈴やラジオの利用
(事前に人間がいる事を熊に知らせる為)

・熊撃退スプレーの利用
(唐辛子の辛成分を5m~7m噴射。すぐに利用できるようにバックパックの胸ポケットなどに収納する必要がある。)

・熊がこちらを認識している場合、熊に背を向けて走って逃げてはいけない。
(熊が追いかけてくる可能性が高まると言われています。)

・備考
昨今、熊との遭遇による人身被害のニュースをよく耳にします。
正直、熊と遭遇した場合の対処法についての正解は解りません。
遭遇する距離により対応が変わると思います。
(至近距離で襲われた場合と熊との間に距離がある場合)

また小熊を見かけたらすぐそばに母熊がいる可能性が高く、母熊が襲ってくるリスクがあります。

私の主観ですが、登山者よりも山菜やキノコ採りの方が襲われて怪我をするニュースを見る機会が多い様に思われます。
山菜やキノコ採りの場合、下ばかりを見て周囲の状況確認が疎かになる可能性が高いのかも知れません。(顔を上げた時にバッタリ遭遇するのかも知れません。)

登山においては出来るだけ遠くの状況を確認しながら進むことを心掛けています。
こちらが先に発見し、出来るだけ熊との距離をとりたい思っていますが茂美などに隠れている場合は発見出来ない可能性もあります。

6)高山病

・ケース_1
富士山(標高:3776m)登山中、同行者が8合目付近で、頭通、吐き気を訴えた。

・リスク_1
そのまま放置すると高所肺水腫や高所脳浮腫になる可能性がある。

・対策_1
そのまま休憩し様子を伺う。
体調が回復しない場合は高度を下げる。(下山する。)

・予防法_1
1)ゆっくりと登り急に高度を上げない。
2)高度循環循環(富士登山などでは、標高2500m付近で1時間程滞在し体を順応させる。)

備考_1
標高2500mを超えると高山病にかかるリスクが高まると言われています。
私が自身は高山病の経験はありませんでしたが、富士登山中に同行者に高山病と思われる症状(頭痛・吐き気)が発生しました。
30~40分程度休憩した後、体調がやや回復し、発症者のバックパックを私が胸側に担ぎ登山を続行することにしました。

無事に登頂することが出来ましたが、今考えると間違った判断だったと思います。
せっかくここまで登ったのだから頂上まで行きたいとバイアスが掛かったのだと思います。
下山すべきでした。

私自身も発症者の荷物を追加で担ぎ、負荷がかなり掛かり苦労しました。
(背中、胸両方にバックパックを担ぐとバランスを崩し転倒する可能性が高まります。また、胸側にバックパックを担ぐと視界が狭まり危険です。)

結果的に登頂出来ましたが、高山病が進行し取返しのつかない事態になっていた可能性もあったと思います。又サポートした私が転倒などで二次災害の可能性も十分ありました。

7)低体温症

・ケース_1
【想定_1】
登山中、強風や雨による体温低下により深部温度が下がり低体温症になる。

【想定_2】
何かの原因でビバークを余儀なくされ、夜間気温が下がりそれに伴い低体温症になる。

・リスク_1
深部体温35℃以下になると症状がでる。
1.震え
2.眠気
3.感覚が鈍くなる

深部体温が下がり続けると脳卒中や意識障害になる可能性がある。死亡リスクもあります。

・対策_1
・防寒着を持参する。(レインウェア、ネックウオーマー、手袋、フリース、ダウン、エマージェンシーシートなど)
・お湯など暖かい物を飲む。
・風や雨の影響を受けない場所に移動する。(山小屋や岩陰、ツェルトやテントなど状況に応じて)
・救難要請をする。

・備考_1
私自身低、体温症になった経験はありませんが、山に入る際には低体温症に備えて準備はします。
最低レインウェア、ダウンかフリース、エマージェンシーシートは持参します。

・参考_1
・風速1m/sごとに体温が1℃下がる。
・標高100mごとに体温が0.6℃~1℃下がる


8)緊急ビバーク

・ケース_1
鳥取県_大山を登山中、両足が筋肉痛になり思った様に歩けなくなり近くの避難小屋でビバークしました。

日帰り登山の予定でしたが両足に違和感を感じ歩くペースが上がらず目的地のゴールまで歩行すると完全に日が落ち危険な状態な為、途中の避難小屋で一泊する事にしました。

・リスク_1
日が落ちて暗闇の歩行は、つまずき転倒や道迷いのリスクが高まる。

・対策_1
・夜間の行動は避けビバークする。
・ファーストエイドキッドの携帯。(患部に湿布薬などで冷やす。)

【ビバーク_優先順位】
1.山小屋や避難小屋
2.テント、ツェルト
3.雨風が凌げる場所(岩陰など状況に応じて)

・ケース_2
東京都_雲取山にて1泊2日の行動予定でしたが、疲労により歩行のペースが上がらず目的地まで到着できず、途中でテントを張って2泊3日の山行になりました。

・リスク_2
ケース_1と同様ですが夜間の行動は非常に危険です。
視界不良により道迷いのなどの遭難や躓き転倒、滑落のリスクが高まります。

・対策_2
・夜間の行動は避けビバークする。
・縦走などの長距離の山行においては、予備日を確保する。
(無理をして行夜間動すると、遭難や怪我をするリスクが高まります。)
・食料や水を少し多めに準備する。
(水は計画より最低500mlは必要だと思います。)

備考_2
テント寝袋などを背負っての縦走などにおいては、私の場合荷の重量が10kg以上になります。
日帰り登山に比べて体に掛かる負荷が増え、歩行ペースが著しく低下します。

計画時に標準コースタイムを参考に1時間~2時間程度は余裕をみていますが、計画通り山行出来ない事もあります。(その日の体調や天候などに左右されます。)

昨今、UL(ウルトラライト)登山が注目を集めています。
パックパック、テント等重量が軽い物に徐々に切り替えたいと思っています。

9)備考

春~秋の登山のリスクや対策について、私の経験をもとに考えました。
やはり計画、準備が大事だと思います。

登山においては不慮の事故が予想されます。

登山計画書(入山届)の提出。
事前に家族や知人に山行の予定を知らせる事で遭難時に救助がスムーズに進み、発見の可能性が高まります。

山岳保険の加入もお勧めです。
万が一遭難した場合、山岳保険に加入していないと捜索費用を実費負担また死亡した場合、家族が負担しなければいけません。

登山をしていると、様々なバイアスが掛かり判断を間違えることがあります。

例)体力がないにも関わらず、あともう少しで頂上だから頑張ろう。(下山出来るから頑張ろう。)
⇒体力がない状態で行動すると集中力が低下し、転倒や滑落のリスクが高まります。

例)日没を迎えているにも関わらず、明日は仕事だから必ず今日中に下山しよう。
⇒暗闇の行動についても視界不良などにより転倒や滑落のリスクが高まります。
(夜間行動する際はヘッドライトは必ず必要です。)
又、長時間の行動により、集中力が著しく低下します。


登山のリスクについては、今回記載した内容ではまだ不十分だと思いますが、今後もリスク対策を実行し登山を楽しみたいと思います。